2006年09月05日

個人山行 白川又

沢の4回生Mです。個人山行で大峰の白川又川・奥剣又谷を遡行してきました。面子はOBのS藤さん、T梨さん、I藤さんと自分の4人です。
白川又は噂通り、大きく美しい、素晴らしい谷でした。日程の都合もあり、かなりハードではありましたが… 以下行程と感想。

9月2日
18時にレンタで京都発。0時頃に小谷川林道で0付。

9月3日
不明瞭な登山道?を2時間強辿り入渓。かなりバテる。沢は大きく明るく、青い水と白い岩に感動。泳ぐ場面が多いが、水はかなり冷たい。難所も多いものの、巻き道がとりやすいためか遡行しやすい印象。火吹谷出合を過ぎ、16時に水晶谷出合で泊。

9月4日
前半は大滝を登ったり巻いたり。どれもルートはとりやすいが、一つ間違うと即死な場面ばかりでかなり神経をすり減らす。詰め上がりに近づくと沢はゴーロ帯→ガレと変わっていくが、なぜか頂上ギリギリまで高傾斜のゴルジュ地形が途切れない。尾根に逃げられないまま、ガレの詰まった浮石まみれの小滝をひたすら登らされる。まさに地獄。一度浮石だらけの壁の途中で進退窮まり、死にかけながら救助してもらった。
心身ともにボロボロになりながら、15時半に八経ヶ岳頂上着。弥山経由で縦走路と林道を延々歩き、車に着いたのは20時半。全員極限状態だった。

久々に満身創痍という感じの、燃え尽きた山行でした。内容も素晴らしいし、沢だけで標高差1300mを登り、八経ヶ岳から行程を振り返った時の達成感は最高でした。(もう一泊はするべきでしたが。)ワンゲルの現役沢面にもぜひ行ってもらいたい沢です。
最後に、誘っていただいたOBの方々に、特に最後までドライバーをしてくれたS藤さんに改めてお礼を申し上げます。
posted by miya at 10:46| Comment(2) | TrackBack(1) | 沢報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
記録を見るとハードなところだったようですが、充実した内容の山行だったようで何よりです。お疲れ様です。
Posted by 活字狂 at 2006年09月05日 19:42
強力面子を此処まで追いつめるとは…。さすが4級の沢はひと味違う様で。来年当たり、挑戦してみたいです。
Posted by がんも at 2006年09月06日 16:35
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Tracked: 2008-06-18 14:05
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