2017年08月19日

2017年度前期 戸隠PW

どうも、最近山に行ってばかりのI岡です。8/17-18で戸隠PWに行ってきました。メンバーはI岡、A川、F崎、H田、M本です。役員会の時から減ったな……w
当初の計画では高妻山と黒姫山に登るつもりでしたが、間断なく変わる天気予報に翻弄された結果、黒姫山とvariation2で用意していた飯縄山の前衛峰・瑪瑙山に登ってきました。アクシデントもありましたが、とにかく無事に下りてこられてホッとしています。追記の通りですので、F崎、H田、M本のpart2として役員会で認めてもらえそうなら予定通り9月にpart3に行こうと思います。

8/26追記:F崎、H田はK林partyのpart4に参加してから完成編に行くことにしました。


詳しくは追記にて。

8/17(木)
AM6:45 集合
15日11時の天気予報を見て、急遽17日に入山することを決めた。急な決定であったことを考慮して、集合は長野駅前に17日6時45分とした。CLとSLは前日のうちに長野入りし、残りの3人は夜行バスでやって来た。

AM8:40 入山
戸隠高原フリーきっぷを購入して、始発のバスに乗り込む。購入してから気付いたが、このきっぷは購入日から5日間有効なようだ。0付2泊3日後0以上の長期で戸隠で登山をする場合(戸隠山・高妻山・黒姫山・飯縄山の全てに登る場合等)には注意が要りそうだ。1時間ちょっとで戸隠キャンプ場に着いた。この日は黒姫山に登る。これは天候判断時に決めていたことだった。高妻山は滝の横の鎖場や渡渉等があり、前日以降に雨が降ると危険なのだ。今回は前日が雨予報だったため、この点を決め打ちで入山した。バス停で荷物を分担し直して出発。A川の勧めもあってこの隙にキャンプ場の方にバンガローに泊まれるか聞きに行った。キャンプ場の受付終了が17時とかだったのでこれはファインプレーだった。先ほどまでバスで走っていた道をさらに北上し、信濃町との境にかかる大橋で林道に入った。綺麗な蝶がたくさん飛んでいた。アサギマダラかな?林道をサクサク進み、左側に分岐が出てきた。この辺りで登山道に入るはずなので、一旦レスト(9:18-9:39)にして先を偵察しに行った。5分程歩くと「登山道」と書かれた道標が出てきて道が正しいことが確定できたのでザックを取りに戻った。地形からの読図は平坦すぎて難しかったので進行方向の決め方としては少々甘かったがしょうがない。先の方に入口が見つかり、そこから本格的な登山が始まった。

AM10:32-10:45 新道分岐
新道分岐まではつねに林道と並走したり交差したりで現在地を特定するのが難しかった。周りもよく見えないのでコンパスしか信じるものはなかったが、コンパスの指す方向は自分の感覚とずれたものだったので怖かった。新道分岐に着いてみれば、歩いていた登山道は林道のショートカットやったんやなという感じだった。自分がどこにいるか確信が持てなかったので精神的に辛かった。

AM11:19-11:38 しなの木
新道分岐からは山頂までの間に「しなの木」「しらたま平」という休憩適地があり、この2地点で休憩を入れるつもりで登った。この登りではF崎が脚をつっていた。複数回来ていた様子だったので次までに対応策考えといてやと言いながらペースを落とし気味に進んだ。個人的にはしらたま平の辺りでガスがとれるのではないかと思っていたが、そんなことはなく、山頂まで基本的にはガスっていて時折晴れ間が見えるといった感じだった。K林のせいやなとか言いながら歩いた。しらたま平の手前でレストを挟んだ(12:40-13:02)。しらたま平では読図クイズを出した。ここまでA川がさんざんヒントを言いまくっていたので地図には書いていなかったもののわかるだろうと思って出題したら周りの景色も見つつ3人とも当てられていて良かった。程なくして峰ノ大池分岐に着いた(PM1:36-1:45)。ここで水と食料ぐらいをもって山頂までピストンしてくることにした。

PM1:55-2:16 黒姫山
山頂まで行ってもいまいちガスがとれなかったのは残念だった。K林がPWを延期したという知らせを聞き、そろそろ晴れるなと思いつつ分岐に戻った。分岐では昼食も兼ねてやや長めのレストにした(PM2:28-3:02)が、このときは晴れ間も見られたので面白かった。ゆっくり登ってきたこともあり、時間の都合上予定通り峰ノ大池方面へ回ることは難しいと思われたので来た道を引き返し、余裕が出てくれば新道分岐から予定通りに古池経由で下りることとして下山を開始した。帰りは樹林帯に入るまではたまに景色がいいときもあったりして割と楽しめた気がする。樹林帯の中もしっかり下ってしなの木でレストし(PM3:44-3:55)て、1.5ピッチほどで新道分岐に着いた。少し時間に余裕がありそうだったので古池経由で下りた。こちらの道も交差すると思った林道がなかったりしたので、この下りも精神的にキツかった。なんとか古池まで来た(PM5:03-5:10)。ここからは池を半周回って20分歩いて県道に出、県道を25分歩けばキャンプ場である。古池の辺りでA川が脚の痛みに気付いたらしいのだが、このときはそれが翌日の行動に大きな影響を及ぼすことなどこのときは想像だにしなかった。

PM6:02 戸隠キャンプ場
戸隠キャンプ場に着いて遅いチェックインを済ませ、バンガローに泊まった。この日バンガローに泊まることにしたのは夜に大雨が予想されていたこと、テント泊の場合とあまり値段が変わらないこと等が理由である。黒姫山で皆さんお疲れだったので正解だったと思う。QOLを上げるのは良いことだ(笑)
キャンプ場の中でバンガローを探すときにRFミスをしたのは内緒の話w
夕食を作るときに1回生にはお米マイスターからご飯の炊き方をレクチャーしてもらった。疲れのせいか、夕食後の秘密兵器タイムもそんなに盛り上がらず、PM8:30頃にお開きになり、各々好きなタイミングで寝た。A川は秘密兵器を買った上で忘れるという超秘密っぷりを見せていた。翌日は天候判断からする必要があったのでAM4:30起床とした。夜中にA川が寝言を言ってた気がする。

8/18(金) ガスのち濃霧
AM4:30 起床
予定通り起床。朝食はパンとコーンスープだったので1時間ほどで出られるかと思ったが、そんなこともなかった。CLは出発までの時間にそんなにこだわらないのであまり気にしてはないが、もう少してきぱきと朝食の準備が整うといいと思う。今回の場合で言うとお湯を沸かすだけなので、起きたら速攻必要な量の水を鍋に入れて火にかけるぐらいはしよう。結果的には5:30頃に一雨降ったので必要ないことではあったけどね。variation2をとって飯縄山に登ることにして6時過ぎに出発。

AM7:09 A川以外で瑪瑙山へ出発
早速県道を挟んだ反対側にあるイースタンキャンプ場の方に入り、登山道を登っていく……が、A川の様子がおかしい。若干脚引きずってるし。レストにし(AM6:32-6:39)て本人に事情を聞く。いろんな話が出てきたが、総合すると原因はよくわからない、痛みがあって物理的なものっぽいということだった。ゆっくりでなら進めるというのでとりあえず進んでもらうことにした。午後は天気が悪いと見ていたので下山の時間を考えて撤退するなら9時までに決めるということを決めた。歩きながら色々考えた。A川にも平地と登りと下りと試しに歩いてもらったりもした。幸い『救急医療ハンドブック』を持っていたので参考になりそうな部分を見てみたりしたが、RICEの原則に従うのが良さそうだという結論に至ったので中途半端な場所ではあったがA川を止めた。このとき標高1370m付近にいたと思われる。他の3人は割と余裕がありそうだったので、A川にはその場で休んでいてもらってその他のメンバーで次のピークである瑪瑙山まで往復することにした。A川はSLだし、役員なので山中で1人にしても問題は少ないだろうと考えた結果の措置である。他の選択肢としては撤退とA川だけ下山してもらうというものが考えられた。撤退はしたとしても完成には影響は少ないだろうとは思った。前日の行動が十分なキツさがあると思われたからだ。しかし、CLとしては雨の日の歩き方の練習をした上でpart2まで終えたということにしたかった。合宿を5泊6日で計画している以上、濡れた道を歩くことはほぼ避けられないと考えられる。かといってpart3の北アルプスで雨に降られたくはない。part2でその練習をしておくのが最も良いと思われた。僕がピークに登りたかったということも否定する気はないけど……。A川単独下山は怪我などをしたときにどうしようもなくなるだろうということで避けた。A川にCLの方針を了承してもらい、10時を目処にこの場所に戻ってくることにした。

AM8:21-8:26 escape2(冬季スキー場バス停方面)との分岐
ここからはH田ーF崎ーM本ーI岡の順で歩いた。先頭をH田に任せた理由は来期SLの可能性のある1回生2人の内、より元気そうだったのが彼であることによる。初めてにしてはうまくやってくれた。某藤林より上手かったかもw
A川以外で歩くとさすがにペースは上がり、予想通り1時間ほどでescape2との分岐に着いた。このときの登りはガスが濃くて周りが見えなかったせいか長く感じた。

AM8:47-8:57 瑪瑙山
escape2の分岐から上はスキー場である。雷に当たると怖かったのでここから山頂までは飲み物と行動食だけを持っていくことにした。20分ほどで瑪瑙山の山頂に着いた。ガスが濃かったせいか最後の分岐を見落とし、山頂へはリフトの終点から直登した。集合写真を撮って気象情報を確認し下山開始。下りはガスが薄くなっていたこともあってどんどん下ってA川の元まで1ピッチだった。この往復の道は相当ぬかるんでいたので、CLの目標は十分達成できたと思われる。次に同じような場面に出くわしたとき、各自今回したような工夫をしてくれることだろう。

AM10:40 下山
レスト(AM10:05-10:20)の後A川も一緒に下山した。このときはH田に先頭を任せ、A川を2番手にした。思ったよりはサクサク進み、戸隠キャンプ場のバス停に戻ってきた。

このあとは戸隠中社までバスに乗って戸隠神告げ温泉に寄り、打ち上げもしてまたバスで長野駅まで出た。ここから1回生は新潟へ、2回生は京都へそれぞれ帰った。

とにかく無事に下山できてよかったです。1回生はよく頑張っていました。part3は順調に行くともっとキツいと思うのでこの調子でいきましょう。M本も疲れた様子がなかったのですごいなあと思ってみてました。帰りの電車では疲れていたみたいですね。A川はとりあえずしっかり休んで脚の調子を戻してください。part3も無理する気はないです。個人的には初の遠征的な感じだったのでいつもと勝手が違って困惑した点もありましたが無事に終わったのでいいです。CLで山行く前にお腹痛くなる家Dさん属性どうにかならないかな……。
posted by miya at 12:15| Comment(0) | 縦走報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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